2004年 11月 22日
童貞王クロニクル 大学生時代2 |
このころやっていた、怪しい儀式w
あー、キキに逢いたい! という衝動が生まれると、
外の喧騒が収まり静かになる夜になるのを待ち、
魔女の宅急便のフィルムコミック全4巻を用意し、それから今度は
やはり魔女宅のドラマ編カセットテープ全2巻を準備する。
このテープは映画の内容を全て忠実に録音したものだ。
そして、その音がよく聞こえるように、リアルな臨場感を味わうために
必ずステレオヘッドホンをする。これで準備万端。
で、何をするかと言うと、
そのドラマ編テープを聞きながらその展開に合わせて
フィルムコミックをめくっていってストーリーを映画のときのように楽しむという
人力アニメーションを堪能するというわけだw
なんでこんなややこしいことをしていたかというと、当時はまだ
魔女宅のビデオは販売されてなかったし、だいたい、俺は
ビデオデッキを持ってなかったのだ。
しかし、どーしても魔女宅は観たい!
数年に1度あるかどうかの金曜ロードショーでの放映なんて待ってられるか!
というわけで、こんなことをしてまで
できるだけ映画のような臨場感、つまりは
できるだけリアルなキキの姿に没頭したいと考えたわけだ。
そんなに好きだったかキキを。好きだったんだこれが。
何しろ、小柄でショートカットのリアル女の子を見つけたときには、
キキの服装やリボンを俺の妄想の中で着せ替えさせて無理やり
キキに仕立て上げてたくらいだ。
あと、これはどういう心理か判らないが、
キキのようにホーキで空を飛べたらという想像もしょっちゅうしていた。
大学生なのにw
ホーキで空を飛ぶのは現実的には可能なのかなどと考えてみたり、
あるいは夢の中でホーキに乗って飛んでみたいと思ってみたり。
夢というのは観たいから観れるというものではないわけだが、
それでもあまりにもその欲求が強かったためか、
後に、とうとうホーキで空を飛ぶ夢を観れるようになった。
このときの俺の嬉しかったこと。うわーやったー、
キキのようにホーキで空飛べたーって。
しかし何をやってるんだか俺は。いいんだけどさ。
それ以来、ときどき空を飛ぶ夢を観れるようになったのは嬉しい。
必ずしもホーキにまたがっているわけではないが、
これも努力と執念のもたらした結晶というべきだろう。
それにしても夢って不思議だ。俺は当然空を飛んだことはないのに、
きちんと俺の視点で俯瞰が取れている。だからこそ本当に空を飛べてると思えるわけだ。
まあ、テレビなんかでの飛行画面などが脳でうまくキャプチャーされ、応用された
結果なのだと思うけど。
そんなこんなで俺は大学を卒業する。思い返してみると、とても
大学生の頭の中とは思えないなw
次回に続く。
あー、キキに逢いたい! という衝動が生まれると、
外の喧騒が収まり静かになる夜になるのを待ち、
魔女の宅急便のフィルムコミック全4巻を用意し、それから今度は
やはり魔女宅のドラマ編カセットテープ全2巻を準備する。
このテープは映画の内容を全て忠実に録音したものだ。
そして、その音がよく聞こえるように、リアルな臨場感を味わうために
必ずステレオヘッドホンをする。これで準備万端。
で、何をするかと言うと、
そのドラマ編テープを聞きながらその展開に合わせて
フィルムコミックをめくっていってストーリーを映画のときのように楽しむという
人力アニメーションを堪能するというわけだw
なんでこんなややこしいことをしていたかというと、当時はまだ
魔女宅のビデオは販売されてなかったし、だいたい、俺は
ビデオデッキを持ってなかったのだ。
しかし、どーしても魔女宅は観たい!
数年に1度あるかどうかの金曜ロードショーでの放映なんて待ってられるか!
というわけで、こんなことをしてまで
できるだけ映画のような臨場感、つまりは
できるだけリアルなキキの姿に没頭したいと考えたわけだ。
そんなに好きだったかキキを。好きだったんだこれが。
何しろ、小柄でショートカットのリアル女の子を見つけたときには、
キキの服装やリボンを俺の妄想の中で着せ替えさせて無理やり
キキに仕立て上げてたくらいだ。
あと、これはどういう心理か判らないが、
キキのようにホーキで空を飛べたらという想像もしょっちゅうしていた。
大学生なのにw
ホーキで空を飛ぶのは現実的には可能なのかなどと考えてみたり、
あるいは夢の中でホーキに乗って飛んでみたいと思ってみたり。
夢というのは観たいから観れるというものではないわけだが、
それでもあまりにもその欲求が強かったためか、
後に、とうとうホーキで空を飛ぶ夢を観れるようになった。
このときの俺の嬉しかったこと。うわーやったー、
キキのようにホーキで空飛べたーって。
しかし何をやってるんだか俺は。いいんだけどさ。
それ以来、ときどき空を飛ぶ夢を観れるようになったのは嬉しい。
必ずしもホーキにまたがっているわけではないが、
これも努力と執念のもたらした結晶というべきだろう。
それにしても夢って不思議だ。俺は当然空を飛んだことはないのに、
きちんと俺の視点で俯瞰が取れている。だからこそ本当に空を飛べてると思えるわけだ。
まあ、テレビなんかでの飛行画面などが脳でうまくキャプチャーされ、応用された
結果なのだと思うけど。
そんなこんなで俺は大学を卒業する。思い返してみると、とても
大学生の頭の中とは思えないなw
次回に続く。
by nna68000ex2
| 2004-11-22 00:47
| 童貞王クロニクル